ミッフィー展で平和な時間を感じて。
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「ミッフィー展で心癒されました!」
*感じたことそのままに
2025年12月6日から名古屋の松坂屋美術館で「誕生70周年記念 ミッフィー展」が開催されています。私も会期がスタートしてまもなくの日曜日に行ってきました。

まず、私が行った日は、入場時間の予約が必要な日だったので(15:00でした)、入場予約時間の20分くらい前に会場へ行きましたが、すでに同じ時間に入場される人たちの行列がズラーっと出来てまして、「うわー凄い人気なんだな~」とビックリ。
お客さんの層は、女性が多いのですが、私のように男性客もちらほら、もちろんカップルも多く、年代もバラバラ。これはやはり70年という長きにわたって人々に愛されてきたからこその現象だろうなと感じました。
展覧会の感想として、まず【素直にかわいい!】。単純な線で描かれた丸みのあるミッフィー。表情は無表情なんですけど、絵本のストーリーによって楽しそうに見えたり、考えているように見えたり、観る人の心によってそれは変化して感じるのでしょう。
会場には、たくさんのミッフィーの絵本が楽しめるように工夫されていました。私は、ミッフィーの熱いファンではないですが、物語を追っていくと自然とミッフィー自体が頭の中で動き始めていることに気がつきました。
自分なりの解釈を深めることのできるキャラクターだな~と思いました。これは美術作品を観ているときと同じような感覚。作者のディック・ブルーナさんは、デザイナーであり、ピカソやマティスなどの画家から影響を受けたと会場の説明文にあったことから、美術的な視点でミッフィーのデザインは、観るものに考える隙を与えることを念頭において制作されていったのでは?と思いました。
*会期等基本情報
・会場:松坂屋美術館(南館7階)
・基本情報:2025年12月6日(土)~2026年1月18日(日)の10時から18時まで
入館は17:30まで
・1月1,2日はお休み
・土日祝日、年末年始は日時指定制となっています。
・料金:一般1,800円、高・大生1,300円、小・中生800円
・詳しくは、松坂屋美術館特設サイト をチェック!
*会場での見どころ

<入場直前で向かえてくれるミッフィーたち。ここしか写真は撮れません>
・見どころの1番!として私が挙げたいのは、ブルーナさんが制作している様子の動画です。数分ですのでぜひ観ていただきたいです。
ミッフィーの服って鮮やかな原色が使われていますよね?私ね、絵本の原画を制作ではきっちりと塗っているものだと思っていたのです。しかし違ってました。
ブルーナカラーと呼ばれる色紙をミッフィーのデザインに合わせてカットして透明フィルムで挟んでいるんです!だから安定してムラのない画面となるのかとビックリしました。(図録によると1977年からの制作方法)
さらに、同じ動画で確認できることがもう一つ。
ミッフィーといえば太く黒い縁取り線。あれはどのように描いているのだろう?ひょっとして顔や耳の輪郭に合わせた型紙を使っているんじゃないかな?と考えていたんですけれど、動画で目撃したのは、「そのまま描いている!」でした。実際には、数ミリずつ筆で線を描いていらっしゃいました。なるほどこれがあのちょっとギザギザ?のある線を描く方法なのかと感心した次第です。
ちょっとギザギザの黒い縁取り線と平面的な服の色。この対比もミッフィーのデザイン性を際立たせているポイントではないでしょうか?皆さんはどのように考えます?
黒く太い線で描かれた絵は、立体感を感じさせますし。
・次の見どころは、絵本をしっかりと読めるところです。
すべてではないですが、いくつかの絵本は大きく展示されていて、しっかりと読むことができます。私、ここでミッフィーのお父さんとお母さんの呼び名?を知りました。「ふわふわさん」と「ふわおくさん」だったのですね。。。「ふわおくさん」のところへ天使がやってきて小さなうさぎ「うさこちゃん」が誕生したのです。美術ファンのわたしにとっては「受胎告知」の場面を連想させます。
そして絶対見逃せないのがグッズ売り場です。
「グッズ紹介」
会場を出てすぐグッズ売る場がありましてたくさんの品々が並んでいました。購入してきたものを紹介します。

<展覧会図録 300ページ越え!>3,850円(税込み)

<アクリルスタンド>1,980円(税込み)
ほかにも大きさ・数の違う物がありました。

<チャーム付きトートバッグ>(3,300円税込み)大きさ幅36.5cm×高さ39cm×まち5cm。内側にポケットあり。

<ハンカチ>初期ミッフィーが刺繍されています。他に2種類あったような。880円(税込み)

<アイシングビスケット入り角缶>1,728円(税込み)

<箱入りメモ>770円(税込み)全部で3種類ありました。

<ロールバーンポケット付きメモL>990円(税込み)こちらも数種類あり。

<A4クリアファイル>495円(税込み)なぜか置いてある場所が複数。

<くるりんボールペン全5種類>968円(税込み)

<マスキングテープ>462円(税込み)たくさん種類がありました。
*グッズ売り場を巡っていて感じたのは、他の企画展に比べて値段が少し安いのかな?ということです。グッズの種類は圧倒的に多くて全部見るのに結構な時間を要しました。でも、なんだか楽しく過ごせました。意外とグッズ売り場って大変なんですけれど。
「最後に」
ミッフィー展に行っていちばん感じたのは、平和な時を感じられること。老若男女、すべての世代におススメできる企画巡回展です。おひとりで、友人、恋人、夫婦、家族などそれぞれのスタイルで心なごむ時を感じに行ってください。
ちなみにミッフィーは、オランダ語で「ナインチェ」と読みます。
ちょっと調べてみるとキティちゃんより19歳ほど年上のようです。
最後まで読んでくださりありがとうございました。
書いている人

青木 雅司
美術検定1級アートナビゲーター
昔、大阪と名古屋でラジオ局のディレクター長いことやってました。
あいちトリエンナーレ2013メンバーでした。
書くことが好きです。
https://flat-artlabo.com/