名古屋市・栄にオープンした絵本専門店で仕掛け絵本買ってみた!

名古屋市・栄にオープンした絵本専門店で仕掛け絵本買ってみた!

絵本専門店はやさしい心になれる場所

今年2025年1月にオープンした絵本専門店をご紹介!

名古屋の栄にオープンした絵本専門「えほん生活 WAKASA & Co.BOOKS」は興奮の止まらないお店でした。 場所は、栄の地下鉄伏見駅に近いところ。以前も本屋さんだったので記憶しています。

お店の入口の画像です。 タイミングよく男女の二人が店に入ったのでその様子をパチリ!やらせではありません。 私は、平日のお昼過ぎに寄ったのですが、数十分の滞在中にお客さんが数人入ってきました。

この「えほん生活 WAKASA &Co.BOOKS」さんは、東海エリアでは最大級の1万5千冊ほどの絵本を揃えているといいます。その数にもびっくり!一歩足を踏み入れて、大人も懐かしさを感じるグリム童話集や星の王子さま、ぐりとぐらのシリーズなどの名作から最新の絵本までが並んでいます。

本だけが並んでいるだけでなく、子どもさんがちょっと遊べるスポットやギャラリースペースなどもあって、親子で来ても飽きないように工夫されている点がポイント。

私は、店内の明るさがとても魅力的でした。 明るい照明のなか並んでいる絵本のタイトルを見ながら、とても穏やかな気分になりました。 絵本って癒し効果もあるのかな?と思いました。

 

仕掛け絵本に興味津々

仕掛け絵本について

日本では、飛び出す絵本、動く絵本なんて呼ばれている種類の本ですね。私も子供の頃、たま~に買ってもらったこともありますが、すぐに壊してしまったり・・・。

この絵本は13世紀ごろに生まれたもので、最初は天文学に使われた円盤状に動いたものでした。

19世紀にはいると、ドイツのイラストレーターで「ポップアップの父」:ロタール・メッゲンドルファーという人物が広めていきました。

仕掛け絵本は大きく2種類に分けられます。

ムーバブル:部品を一部を動かしたり、円盤を回したりすることで絵の一部が動いたりする仕組み。

ポップアップ:平面に畳まれた構造がページを開くことで立ち上がる仕組み。広い意味でムーバブルもポップアップに含まれます。

「えほん生活」にもたくさんの面白い絵本が集まって、興味深く色々手に取って眺めていると、店員さん(やさしいお嬢さん!)が、アリスの面白い絵本がすごいですよとお勧めしてくれたので購入。

優しいお嬢さんだったからではありません。。説明を聞いてすごいそうだなと思ったから買いました!

(星の王子さまの素敵な絵本もありました、香りが出るなんてものもありました。プレゼントにも素敵です。)

「不思議の国のアリス」の絵本

今回紹介する「不思議な国のアリス」のポップアップ絵本は、ペーパーエンジニア「紙の魔術師」と呼ばれるロバート・サブタ氏が2003年に制作した代表作。 ロバート氏は、アメリカのムーバブル・ブックス協会最高の栄誉メッゲンドルフ賞を3度受賞している巨匠。

また、これらの絵本のコレクターという人たちも存在しています。

どうですか?これだけでもこの絵本の凝りに凝った作りだということがわかります。 アリスの最初のシーンですね。 うさぎと出会うシーン。

 

じゃばらを伸ばすとアリスが落ちていくシーンが見られます。

そうなんです。 仕掛け絵本って体験型の本なんです。

あまり内容を出すものはよくないと思いますので最後にします。アリスの身体が家からはみ出してしまうシーン。これも畳まれた状態からページ開いてズズズズと手足がでてきます。

画像はこれぐらいにしておきます。 実際のお店を訪れていろいろ見て購入していただけたらと思います。

仕掛け絵本の面白さ

やっぱり、ページをめくるたびに建物や人や動物などが起きたり、動いたりワクワクする経験だということ。

ちょっと調べてみましたが、構造(もちろん紙でできます)の折り方、構成の仕方がたくさんあって、例えば「90度立ち上げ」という方法はページを90度開くと構造が立ち上がるもの、「180度立ち上げ」は、ページを180度開くことで構造が立ち上がるなど、他にも多くの技術が存在するようです。

大人も楽しめる絵本の世界。

 

えほん生活 WAKASA & Co.BOOKS」基本情報

営業時間:9時~20時

場所:名古屋市中区栄2丁目2-1広小路中駒伏見ビル1階

地下鉄伏見駅4番出口から5分くらい。

執筆者

あお

ギター弾きです。

アクリル絵の具を使ったマーブリング作品やフルイドアートなどを時々制作しております。

美術検定1級アートナビゲーター持っています。

昔、大阪と名古屋でラジオ局のディレクター長いことやってました。

AIに描いてもらった独自画像です。似てない・・・。

インスタグラム

ブログに戻る